2011年9月2日金曜日

帯ドレス for ヴァイオリニスト竹島愛弓さん

8月27日、銀座のPOLAビルの“美友(びゆう)サロ
ン”に出演される、ヴァイオリニストの竹島愛弓さんの衣装を作らせていただきました。

セミナーのテーマは「和の粋五感のお茶会」。
POLA銀座ビルの2階にあるヒガシヤギンザ(www.higashiya.com )で日本茶のソムリエ、高宇政光さんによるお話を聞きながら、粋なお茶当て“茶歌舞伎”と軽食を楽しみ、間に竹島さんののソロヴァイオリンを聴かせていただきました

セミナーが終わった後は1階にてビューティレッスンがあり、美顔マッサージ法などを教わりました。



今回リメイクさせていただいたお着物の帯は、竹島さんがおばあさまから譲り受けたもので、新品のようでした。

このドレス、帯1本丸ごと使っています。シルバーの光沢のある上半身部分はもちろん表生地。
そして、ハリのあるグレーのスカート部分は帯の裏地です。
ちなみに、この帯以外の生地は一切使っていません。

この帯は想像以上に硬く、何本も針を折ってしまいました。普段は使うことのない、ステンレス製の西洋指抜きを使っても、やはり痛いものは痛い。あまりにも硬すぎて、ミシンでは縫えなかったため、上半身部分のほとんどは手縫いです。


ヴァイオリンは左肩に乗せて弾くため、左肩はシンプルに太めのストラップのみ。右肩はそのバランスを取るために大きなリボンをあしらいました。胸の位置で帯を文庫に結んだようなデザインです。

お着物や帯をドレスにアレンジすると、どうしても「和」の印象が強くなりすぎて、野暮ったいような古臭いようなデザインになりがちです。でも、このドレスはシルバーの輝きやアシンメトリックなデザインによって、近未来的でモダンな感じに仕上がりました。

今後も世界でご活躍される竹島さんだけに、帯やお着物をリメイクしたドレスはゲストの皆さんにもきっと喜ばれると思います。次回はどんなデザインで新作を作らせていただけるか、ずうずうしくも今から期待しています。



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